世界に通用する人材の育成

本研究室では,最先端の研究に従事することを通じて,世界で通用する人材を輩出することを目標にしています.世界で通用する人材とは,

態度を身につけた人だと思います.そのために,研究室では次のような活動をしています.

定例ゼミ

信号処理/機械学習・統計学・プログラミングの勉強会

4年生は配属されてすぐに,信号処理や機械学習,また統計学などの勉強会を実施します.単に教科書を学ぶだけではなく,プログラムとして実装することで,確かな表現力を身につけ,内容理解の定着を図ります.4年生の勉強会は,プログラミング言語に習熟することに重きをおいています.ここで利用するプログラム言語は,Python,Rなどです(平成27年度実績).

M1は,信号処理や機械学習に関連する,少し高度な書籍を読み,全員に講義します.

雑誌会

過去5年間にインパクトの高いジャーナルに載った論文,もしくは引用数の多い論文を,全員の前で紹介する会です.M1以上は各学期に1度ずつ担当します.相当な例外がない限り,対象とする論文は英語です.いまや,最新の科学技術は全て英語で公開されるからです.

研究紹介

学期に一度,大学院生が自分の研究を発表します.使用言語は英語です.質問も英語ですることによって,外国語で意志疎通する感覚をつかむとともに,英語に対するアレルギーを取り除きます.国際的な学会で発表する人は,研究紹介は免除になります.どんどん学外で発表していきましょう.

国際交流

田中研では,世界中の研究者と共同研究しています.その過程で,学生は様々な国に短期・中期留学する機会を持ちます.過去に派遣した大学は以下のとおりです.

逆に,海外から田中研を訪れる学生も毎年います.また,海外の研究者も頻繁に訪問するので,英語で交流する機会が非常に多いのが田中研の特徴です.